Entries from 2022-01-01 to 1 year
La Parfumerie Tanu, We are Rogue One ! 2022年のLPTは、昨年より更に新規投稿数や配信活動が減りましたが、もはや読者の皆様には目視で確認できないほどの高速で頑張っていました。 昨年のご挨拶で「LPTはブログ活動という枠に、とうとう収まりきらなくな…
2020年8月以来、2年3ヵ月ぶりにリアルイベント、Cabaret LPT vol.13を2022年11月28日に開催いたしました。今回のテーマは「ピュアディスタンスとLPT」という、そのまんま直球の内容です。 LPTは、2013年に初めてブログで紹介してから、常にピュアディスタン…
Cabaret LPT 第13回テーマ:"Puredistance & LPT" ーピュアディスタンス創業20周年、LPT開設12周年をともに祝うー LPTは、2013年に初めてブログで紹介してから、常にピュアディスタンスと共にあったといっても過言ではありません。本年創業20周年を寿ぐピュ…
ピュアディスタンスの新作・M V2Qが、10月18日世界発売、11月1日国内発売となりました。昨年12作目である№12(2021)が加わり、ヤン・エワウト・フォス社長が長年描いていたコンセプトだった、それぞれの異なる個性が、迎合も衝突もなく円満に存在する「12作の…
アビムは深みの香りその構造は緩やかに ひとつの感覚へと霞みゆく沸き立つような、沁みいるようなアビムは境界線の喪失奈落の底への転換点解き放たれてゆく甘露な感覚この高鳴るめまい、この幻惑のささやきよ 1827年の創業から20世紀半ばに隠滅し、創業190周…
Maison Violet : review archives 2018-2021 2018年よりご紹介して参りました、メゾン・ヴィオレのレビューを、アーカイヴとしてまとめました。発売年順や名前順ではなく、新着レビュー順になっています。今後新作が発表され、レビューを投稿させていただい…
A Gentleman Takes Polaroids Chapter Fourty Two : Gentleman in Summer holiday with Divine, l'été まだ終わっていませんが、今年の夏は辛かった。早すぎる梅雨明けと毒暑、梅雨の戻りにまた毒暑。何とか体調を立て直し、楽しみにしていた3年ぶりのお盆…
1740 Marquis de Sade (2000) EDP by Histoires de Parfums 立ち上がり:マルキドサドの香り?そういうイメージなのかなあ?とにかく今まで経験したことのないトップノート。良い悪い以前に「お前なんかお呼びじゃない!おとといおいで!」と追い返された体…
A Gentleman Takes Polaroids Chapter Fourty One : Macho Mucho Gentleman つけ始め:今まであまり体験して来なかった香りだ。甘いようなスパイシーなような。ラム酒とかブランデーみたいな洋酒の香りという感じも。朝から酔いそう。 昼:むーまだ甘い。で…
日程:2022年6月20日(月) 配信:20:00-21:00 場所:Fumikura (海外時間:英12:00~/仏伊蘭13:00~/米7:00~) 今回のテーマは「おめでたい話」です。 香りの紹介は、ヘッドライナーに登場するものは殆どブログで紹介済なので、あとでブログ記事(リンク参照…
[Meet LPTV ライブ配信のお知らせ] 日時 2022年6月20日(月) 20:00-21:00(JST:日本時間) チャンネル:Instagram Live (IGTV) ※電波状態により、中断または配信中止の可能性があります。予めご了承ください。 約1年半ぶりにレギュラー構成で行う第6回Meet LPTV…
2022年5月19日、パリのメンズ専門クチュリエ、マルク=アントワーヌ・バロワの第三作目にあたる香り、アンセラードが本年5月19日に世界発売となりました。 3年に1作という、昨今の香水ブランドとしては非常に穏やかなペースで新作を発表しているマルク=アン…
立ち上がり:最初からいい香りだ!鉛筆削った時の香りがする。いや、私こういうのい好きなんですよ 昼:鉛筆の香りに加え、雨降りはじめの雑草が茂ってる空地の香りもしてきた。これはなんだ?私を小学生時代の郷愁に誘う香りか? 15時頃:大分すっきりした…
立ち上がり:爽やかな香りですが、l'homme de coeurと比べると甘みが強い。つけ始めはキツめ。 昼:甘みが抑えられてきてこの時間あたりから良い香りになってきた。落ち着いたシトラス系の香り 15時頃:これも持ちがいいですね。終盤はグリーン系の香りです…
A Gentleman Takes Polaroids Chapter Fourty : DIVINE and Gentleman part 2 立ち上がり:いい印象。微かにスパイシーでなんとなく酒のジンっぽい香りもする。ジェニパーベリー入ってるのかな?爽やかな感じでこの季節によく合いそう 昼:甘い感じが薄れて…
フラッサイ第9作となるヴィクトリアは、フラッサイ作品としては初となる、実在の人物がテーマになっています。 モチーフになったのは、アルゼンチンの著名文芸家、ヴィクトリア・オカンポ(1890-1979)。日本ではあまり馴染みのない方ですが、20世紀アルゼンチ…
つけ始め:むう…甘くて重い。この香りは子供の頃を思わせる。駄菓子屋の店頭でガチャガチャまわして出てきたあれだ「ガムボール」サッカリン?チクロ?なんにせよケミカルなお菓子の香り 昼:どんどん香りが重くなるような。今日のような春の曇天な天候には…
立ち上がり:これも最初は爽やかだ。が、すぐ独特のケミカルな感じが出てくる。ケミカルだけど嫌いじゃない・・・というか好きな食べ物の味。あれだ!海のパイナップル!ホヤだよ。 昼:ホヤ臭?は収まりだいぶ普通のメンズフレグランスの感じに落ち着いてき…
A Gentleman Takes Polaroids Chapter Thirty Nine : DIVINE and Gentleman part 1 立ち上がり:一瞬さわやかな香りが拡がった!と思った次の瞬間「これは?中将湯」と思ってしまう。自分が子供のころ、風邪をひくと何故か母はこれを私に飲ませたものだ。こ…
前回のブランド紹介に続き、本日は復興ビエナーメが蘇らせた3作をご紹介します。 昔の香水の広告を見ると、現在の香水販売と違い、物凄くバストイレタリーラインが豊富だったことがわかります。昔の、と断り書きしなくても、例えばざっくり30年ちょっと前、…
Bienaimé 1935, revived in 2021 after the long sleep ≪その後のビエナーメ≫ケルクフルール生誕110年記念特集 2020年8月、Cabaret LPT vol.12 'The Undead'で総括したウビガン。18世紀から21世紀の現代にいたるまで、過去にどれだけエポックメイキングな作…
White Gold (2017) 立ち上がり:BLACK GOLDのマイルド版という感じですか・刺激的な感じは少ないですが、つけて数分経つと立ち上がってくる香りはBLACKより濃密な感じがします。 昼:ジャスミン系で濃いなあ。ジャスミン茶の葉っぱが鼻っ面にぶら下がってる…
A Gentleman Takes Polaroids Chapter Thirty Eight : Golden Ball Gentleman/Gold Trilogy by Ormonde Jayne Black Gold (2014) 立ち上がり:かなり刺激的。突き刺すような鮮烈な香りです、すぐ落ち着きますが。柑橘系とジェニパーか? ただ最初嗅いだ時頭…