02-6. Classic Guerlain
Vol de Nuit, my best favourite pre-war Guerlain 一昨年まで、百貨店のゲランカウンターに立ち寄った際、必ず尋ねるようにしている質問がありました。 「すみません。夜間飛行はどこのデパートのゲランカウンターに行っても見かけないのですが、どうしてで…
「シャマードはどこから来て、どこへ行くのか」 何十年も前、実家のテレビで昼間にやっていたフランス映画をたまたま観ました。 パリのリセに通う女の子が、寮に住む大学生と恋仲で、学校が終わると真っ先に彼氏の寮に向かい、部屋に入るなり制服を脱いで事…
Vetiver (1959/2000) / Monsieur Balmain (1964/1990) | AGTP2 : Gentleman's favourite, Great Classics 1
【ジェントルマンのお気に入り・クラシック香水編1】 Vetiver EDT / Guerlain (1959/2000) ポラロイドに映ったのは:ドイツの尉官クラスの将校でした。 目下、ジェントルマン一番のお気に入りがこれです。何本リピートしたかわかりません。ジェントルマンは…
A Gentleman Takes Polaroids chapter twenty four : Vetiver Gentleman in Autumn 立ち上がり:ベチバー!エクストリーム!と期待大でつけてみました。が。そんなエクストリームにベチバーで噎せるほどではありません。シトラス系とベチバーの香りがうまく…
Shalimar Flankers 金型いっしょ 名香シャリマーといえども、なかなか若い世代には受け容れられなくなってきて、21世紀に入り、売上が落ちてきました。今はどこの会社もターゲットは30歳以下なので、その世代にウケないと商売にならないし、何十年も使ってる…
【オーデコロン】 シャリマー発売から12年後の1937年に発売されたオーデコロンは、現在アメリカを中心に販売していて、公式ウェブサイトでの紹介もありませんが、とにかくアメリカで根強い人気があるため、商品としてはしっかり現存していて、デパートなどで…
シャリマーは、まずパルファムとオードトワレの2濃度が発売されました。ついで12年後の1937年にはオーデコロンが、約50年経った1986年にパルファムドトワレ、現在のオードパルファムが発売されて、現在もこの4濃度は現行品として販売されています。 【パルフ…
Cabaret LPT vol.6 "The Time Travellers 2"の中では大物中の大物、ゲランのシャリマーをご紹介します。作者は言うまでもなくジャック・ゲランですね。LPT読者でシャリマーの名前を聞いたことがないという方はあまりいらっしゃらないと思いますが、実はLPTで…
立ち上がり:つけてすぐは「あ!良い感じ」と思うのですがすぐ後から私には少し苦手な感じに変わってくる 昼:バニラっぽい香りが出てきた 15時位:ここらへんになると落ち着いた感じまあまあ悪くない。レザー系の残り香が出てきました 夕方:最初はダメ!と…
立ち上がり:これも夏向きの爽やかな感じです、シトラス系かな。でもスパイシーな感じも強い。 昼:最初の印象とあまり変わらず。少しウッド系のニュアンスが出てきたような気がします 15時位:昼と変わらぬまま弱くなってきた。 夕方:あまり香り残っていま…
A Gentleman takes Polaroids chapter nine : Gentleman in Spring 立ち上がり:爽やかでシトラス系の香り、微かにレザー系も混じってるのが男向けを感じる。甘い匂いも隠れてる・・・・この段階では 昼:甘さが前面に出てくる。腹出たオッサンには似合わな…
Mitsouko (1919) vintage parfum 今更ここで紹介するのもどうかと思いますが、クラシック香水の金字塔の座を譲る事は今までもこれからもないであろう、ミツコについて思い浮かぶ事柄をのべさせて頂きます。 ミツコは第一次大戦が終結するも、その傷跡がまだ…
Liu (1929/2006) ジャック・ゲラン謹製、世界大恐慌の年に登場したゲラン珠玉のフローラル・アルデヒド、リウの2006年復刻版EDPです。ゲランBAさんも堂々「化合物の香りです」と紹介するほどアルデヒドもりもりで、こちらは現在パリジェンヌ・コレクションと…
Guerlain Classic Fragrances 少し前までゲランが日本で「ブティックフレグランス」と称して限定店舗で販売していたクラシック香水全6種です。現在は一般のレディス香水のラインナップに合流し、取扱い濃度も拡大し、選択の幅が広がりました。相変わらず取扱…