La Parfumerie Tanu

- The Olfactory Amphitheatre -

- The Essential Guide to Classic and Modern Classic Perfumes -

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Entries from 2016-01-01 to 1 year

Happy Holidays 2017 !

2010年11月にスタートした「架空の香水店」ラ・パルフュムリ・タヌ。おかげさまで無事本年も6周年を迎えさせていただきました。今年は本当に「人の縁、街の縁、国の縁」に生かされ、数々のチャレンジに挑んだ1年となりました。 ひとつは、LPTが長らく居を構…

Le Dandy (1925) / A Gentleman Takes Polaroids chapter six : Gentleman in Winter

立ち上がり:最初甘い香りがすっとする。何となく子供のころ飲まされたシロップ味付き飲み薬を思い出しますね。 昼:甘さは微かになり背景へ引きます。スモーキーなウィスキーみたいな香りになってきました。 15時位:昼と印象変わらず大分落ち着てきました…

Antaeus (1981) / A Gentleman Takes Polaroids chapter six : Gentleman in Winter

立ち上がり:革の香り&少し甘い、 でも噎せるような感じではなくさわやかな気分 昼:付け始めのクセの強さが取れ甘いけど不快では無い香りが残る 15時位:印象変わらず 夕方:かなりうっすらな香りになったが良い感じで持続してます。 これは良いですね。こ…

Yatagan (1978) / A Gentleman Takes Polaroids chapter six : Gentleman in Winter

立ち上がり:うーん・・・土臭い。何故かガラナ飲料を思い出す。すごく個性を主張してくる香りだが暑苦しい男に吐息がかかる距離まで距離を詰められた感じがする 昼:香りの印象変わらず。濃い男たちの群れに放り込まれ腋臭の匂いにも慣れてきたような感じだ…

Lianne Tio Parfums Christmas offer until 24 Dec. 2016

https://www.facebook.com/LaParfumerieTanu/posts/1289421387771417:0 To LPT readers : Until 24 Dec. 2016, Free worldwide shipping with gift wrap is offered by Lianne Tio Parfums - why don't you get perfumes which LPT has ever introduced ?! D…

Warszawa (2016, sold exclusively by Quality Missala in Warsaw until 1 Nov. 2017) bulletin preview

先般のオランダツアー・ピュアディスタンス社インタビューで、ヤン・エワルト・フォス社長より「12月8日までLPTに掲載するのを控えてほしい」と頼まれていた衝撃の隠し玉を、ようやくご紹介できる時がやってきました。 ピュアディスタンス社訪問の際、社長や…

Cabaret LPT vol 3 review by Fumikura

Fumikura ホームページより転載。左の看板はTeam LPT・The Humble Servantぼんあね氏渾身の力作、日付が毛生え虫にしか見えない 先日のCabaret LPT レビューでもご案内した通り、開催場所であるBook cafe bar Fumikura様のリアルレポートが掲載されましたの…

Cabaret LPTvol 3 review

おかげさまで、LPTのリアルイベント「Cabaret LPT vol.3」をこの度も盛況のうちに終えさせていただきましたことをご報告いたします。詳細は、会場としてお借りいたしましたbook cafe & bar Fumikura(フミクラ)様のブログにてご紹介いただく予定ですので、…

LPT 6th anniversary present result !!

オランダツアーお土産プレゼント、ブログでの結果報告が遅くなりましたが、お陰様で定刻にて締め切りまして皆さん、堂々全プレ確定!やっぱり応募は少なかった、余った余った!どうしたら、応募が殺到する人気ブログになれるかな?いやいや、PDの社長にも言…

Eau de Lordos (1972) / A Gentlemann Takes Polaroids chapter five : Japanese Gentleman

立ち上がり:一瞬は爽やか?と思うが数分後・・・「くせえ!」 昼:70年代-80年代初頭の職員室の匂いだぞ 15時位:残り香が辛い 夕方:解放されたような気もするがうっすらとバーコードハゲの気配が ポラロイドに映ったのは:ポマードとグラサン&バーコー…

Tactics (1978) / A Gentlemann Takes Polaroids chapter five : Japanese Gentleman

立ち上がり:付けはじめはグリーン系の香りがかなり強く出る。ちょっとケミカルな感じがします 昼:付けたことを忘れるくらい薄く香る 15時位:あれ?オレ今日何つけてたっけ? 夕方:はああー 香らんなー(北斗の拳のウィグル獄長風に) ポラロイドに映った…

Valcan(1976) / A Gentlemann Takes Polaroids chapter five : Japanese Gentleman

立ち上がり: むう・・・70年代の日本のお父さんの香りだ。頭からはチックの臭いがしてきそう。青い香りです 昼:香りの印象はつけはじめとほぼ変わらず。結構持続性強し 15時位:そのままの印象で微かに香る程度 夕方:まだうっすらと残る。仕事から帰…

LPT 6th Anniversary Present : Tour de Nederland special !!

オランダツアー こぼれ写真あれこれ ~フローニンゲン編~ 初めてのオランダで泊まったホテル、スヒンメルペニンク・ヒュイス。ナポレオン統治時代、19世紀初頭の重要建築物で、外見は地味ですが内装は豪華バロック調でしたhttp://www.charmehotels.eu/en/gr…

Clive Christian Noble VII collection : Cosmos Flower & Rock Rose (2016)

今回のリアンヌ・ティオ・パルファム訪問時、リアンヌさんが別れ際「お好きじゃないかも知れないけれど」とサンプルボックスを持たせてくれた、世界で一番高価な香水を売っているブランド、クライヴ・クリスチャンのレビューをLPTでご紹介する機会が遂にやっ…

Gardenia Passion (1989)EDP and EDT

昨年、アニック・グタールが生前手掛けた香りをシリーズでご紹介しましたが、紹介しきれなかった作品の一つがこのガルデニア・パッションです。日本では取扱い終了したので、廃番になったと思われている方も多いと思いますが、現在はオードトワレ1濃度、100m…

Heure Exquise (1984) EDP (revised review)

「モデルでありピアニストでもあった美貌のシングルマザー」という、そのドラマティックな人物像を語るには完璧すぎる修飾語が常に添えられるオーナー調香師、アニック・グタールがフォラヴリル(1981)でデビューしてから3年後、アニックファンのなかでも愛好…

150 Parfum (2011)

イタリアの地図で言うとロングブーツの膝頭あたりに位置し、トスカーナ地方のティレニア海に面するフォルテ・デイ・マルミの瀟洒なマリンリゾート、ベルシリアにエンツォ・トッレ氏が2007年に創業したメゾン・フレグランス・ブランド、プロフーミ・デル・フ…

LPT Tour de Nederland 4 : At last I meet you, Lianne

やっと会えたね、リアンヌさん - リアンヌ・ティオ・パルファム訪問記 ピュアディスタンス社長、J.E.フォス氏に見送られ、ロッテルダム行特急に乗り込んだ店主タヌ。オランダ鉄道の特急車両はwi-fiも完備、強力な"in de trein"の電波をキャッチし、次なる訪…

Opardu (2012, revised review)

Opardu (2012) 2012年秋、4番目の香りとして発売されたレディスの香り、オパルドゥです。これが、粉物ファンには抗う事の出来ない秀逸なパウダリー・フローラルで、レディス3点のうち突出してクラシックです。対象年齢は3点のうちぐっと高め、賦香率も堂々32…

Sheiduna (2016)

ついに叶ったピュアディスタンス社・フォス社長vs店主タヌの激突放談をこってりお楽しみいただいた後は、お待ちかねの新作、シェイドゥナをご紹介します。訪問した9月中旬時点では、まだ発売前なうえ、いつもの理化学機器的魅力満載の試験管サイズ(17.5ml)と…

LPT Tour de Nederland 3 : Neverending story with Puredistance, part 2

社長とタヌの爆裂エンドレストーク(後編) どちらの取材かわからない。社長、店主タヌに質問攻め 社長「ところで、君はプロのジャーナリストなわけ?」 ー違います。 社長「新作のシェイドゥナはもう試したかい?」 ー第一印象は、ホワイトの年上の従姉って感…

LPT Tour de Nederland 2 : Neverending story with Puredistance, part 1

社長とタヌの爆裂エンドレストーク(前編) ー「元気、モリモ~リ!」スキポール空港で衝撃の洗礼を受けた店主タヌ、狼狽する余裕もなく陸路にてフローニンゲンへ向かう事2時間。初めてのオランダ、フローニンゲンは終点だから乗り過ごすこともないから安心だ…

LPT Tour de Nederland : 1 Why head to the Netherlands

- 元気、モリモ~リ!英蘭横断・オランダ二都ツアー - 何故オランダなのか LPTでは、投稿の際にメーカーや代理店、ショップさんなど様々な香水関連の方々に資料提供や取材協力をお願いしています。通常、香水の取材なら、フランスやイタリアに集中するのが普…

LPT 6th Anniversary Special !!

来月29日で開店6周年を迎える、クラシック香水・モダンクラシック香水ガイド、La Parfumerie Tanu。今年の店主タヌは何といってもBook Cafe Fumikura共催のスーパーリアルトークショー・Cabaret LPTの開催が白眉と言えますが、遠方のためキャバレーにお越し…

Vetyver Nicolaï Parfumeur-Créateur (2004)

朝:つけた段階で以前付けた他メーカーのベチバより複雑で芳醇な香りがする。かなり強く香る 昼:昼でも香りはかなり強い、植物ぽい香りは抜けてアラミス系の香りの感じが出てくる 15時位:昼と同じ 夕方:かなり薄まる、最後のほうは甘い感じが強く出てくる…

Vetyver Givenchy (1959/2007) / A Gentleman Takes Polaroids chapter four : Vétiver, Vetyver, Gentleman

立ち上がり:普段使いのベチバより草の香りが強い。かなり強く香るので気分がシャキッ!とする 昼:すでに息切れ。ほとんど香りません。学校のマラソン大会で最初だけダッシュして途中脱落、最後はビリから数えたほうが早いのに「最初の500メートルはTO…

Vétiver Carven (1957) A Gentleman Takes Polaroids chapter four : Vétiver, Vetyver, Gentleman

立ち上がり:今ままでの同種の香水の中で一番鮮烈な青っぽい香り。かなり刺激的、微妙に柑橘系の雰囲気もあり 昼:はじめはあんなに鮮烈だったのにもうほとんど消えかけてます。体臭負けか? 15侍位:どこ行った? 夕方:朝のあれは幻影だったのか・・・・幻…

LPT premium test paper & stationery now on sale

- 頒布品のご案内 - ◎ご注文はメール(lpt@inc.email.ne.jp)にて承ります(価格は全て税込)。 送料:164円より 7,000円以上ご購入で送料無料 LPT特製ムエット 定価 3,800円 ・普通幅(左) 6mm x 150mm 1,000本入 (アロマテラピー検定試香用、調香用) ・太幅(…

Cabaret LPT vol.3

Cabaret LPT vol.3 23 November 2016 at - The Time Travellers 1 - - ザ・タイム・トラベラーズ(前編) - ♕ 架空の香水店、ラ・パルフュムリ・タヌ店主、タヌ。懲りずに本人登場! 2016年8月、衝撃の第2回から早3か月、 LPT店主タヌがまたも120分間だけあな…

Azzaro pour Homme (1978) / A Gentleman takes Polaroids chapter three : A Gentleman in Autumn

立ち上がり:なんとなくアラミスに近い香りだけどもう少しモスの香りが強い感じ 昼:モス系の香りは消える 肉体労働をやり汗を多量にかいたがかえって香りが強まった気がする 15時位: やや香り薄まるが健在、汗臭さをカバーしてくれる。 夕方: まだ微かに…

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