La Parfumerie Tanu

- The Olfactory Amphitheatre -

- The Essential Guide to Classic and Modern Classic Perfumes -

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Aromatic

Personne (2023)

「キュプロクスよ、おぬしはわたしの名を知りたいというのだな…わたしの名は『誰もおらぬ』という。母も父も、仲間の誰もが、わたしのことを『誰もおらぬ』と呼び慣わしているのだ」 ―ホメロス「オデュッセイア」第9歌、353-370(松平千秋訳、岩波文庫) 三…

1740 Marquis de Sade (2000) / Sartorial (2010)

1740 Marquis de Sade (2000) EDP by Histoires de Parfums 立ち上がり:マルキドサドの香り?そういうイメージなのかなあ?とにかく今まで経験したことのないトップノート。良い悪い以前に「お前なんかお呼びじゃない!おとといおいで!」と追い返された体…

Le Dandy (1925/1999) EDT

A Gentleman Takes Polaroids Chapter Fourty One : Macho Mucho Gentleman つけ始め:今まであまり体験して来なかった香りだ。甘いようなスパイシーなような。ラム酒とかブランデーみたいな洋酒の香りという感じも。朝から酔いそう。 昼:むーまだ甘い。で…

L'Homme Infini (2012)

立ち上がり:最初からいい香りだ!鉛筆削った時の香りがする。いや、私こういうのい好きなんですよ 昼:鉛筆の香りに加え、雨降りはじめの雑草が茂ってる空地の香りもしてきた。これはなんだ?私を小学生時代の郷愁に誘う香りか? 15時頃:大分すっきりした…

Eau Divine (2009)

立ち上がり:爽やかな香りですが、l'homme de coeurと比べると甘みが強い。つけ始めはキツめ。 昼:甘みが抑えられてきてこの時間あたりから良い香りになってきた。落ち着いたシトラス系の香り 15時頃:これも持ちがいいですね。終盤はグリーン系の香りです…

L'Homme de Coeur (2002)

A Gentleman Takes Polaroids Chapter Fourty : DIVINE and Gentleman part 2 立ち上がり:いい印象。微かにスパイシーでなんとなく酒のジンっぽい香りもする。ジェニパーベリー入ってるのかな?爽やかな感じでこの季節によく合いそう 昼:甘い感じが薄れて…

L'homme Accompli (2016)

立ち上がり:これも最初は爽やかだ。が、すぐ独特のケミカルな感じが出てくる。ケミカルだけど嫌いじゃない・・・というか好きな食べ物の味。あれだ!海のパイナップル!ホヤだよ。 昼:ホヤ臭?は収まりだいぶ普通のメンズフレグランスの感じに落ち着いてき…

L’être aimé au masculin (2008)

A Gentleman Takes Polaroids Chapter Thirty Nine : DIVINE and Gentleman part 1 立ち上がり:一瞬さわやかな香りが拡がった!と思った次の瞬間「これは?中将湯」と思ってしまう。自分が子供のころ、風邪をひくと何故か母はこれを私に飲ませたものだ。こ…

Special №127(1890)

A Gentleman Takes Polaroids chapter Thirty Seven : Gentleman The Patriot 立ち上がり:大人な香り!というか子供の頃床屋へ行くと散髪終わった大人たちから香ってきた匂いだ。懐かしい感じがします。 昼:なつかしさは薄れて平成位まで来たか。ラベンダ…

Swiss Army Rock (2015, now renamed as Rock)

立ち上がり:甘い…懐かしいガムボールの匂いだ。それもなんか人工的な果汁フレーバーの奴、なんだっけこれ…チェリーコーク(orドクターペッパー)みたいでもある 昼:香りの印象も強さもあまり変わっていかない。 15時位:徐々にウッド系の香りが出てきて落…

Invasion Barbare (2005)

立ち上がり:これは甘くない!ウッド調の香りが出ていて最初から良い感じで朝の通勤が出来そう。今はコロナで時差通勤だが。 昼:落ち着いてきてますが弱くはならない。このメーカーのはどれも香り持ちが良いです。ジンジャーの香りも出てきました。 15時位…

Bleu Satin (2019)

立ち上がり:これもつけ始めの香りが刺すように強烈。でもこれは柑橘系の香りで朝の目覚めにはこれ位が良いような感じもする。 昼:こいちもやはり持続力強い。ここで少し瓜系の感じが出てきて香りが和らいだような気も。 15時位:香りはまだまだ持続中です…

Le Barbier de Tanger (2016)

A Gentleman Takes Polaroids Chapter Thirty Five : MDCI par AGTP 立ち上がり:モロッコは行ったことない、当然タンジェがどういうとこかも知らない。この名前で想像されるのはKING CRIMSONの曲「Satori in Tangier」になってしまう。で、最初の印象はシト…

Luberon (2012)

立ち上がり:一瞬、酸味の強い香りが拡がるが瞬時にスパイス系の香りに入れ替わる。独特だ。こんなの他で嗅いだことなし。 昼:ラベンダーの香りの周辺にスパイス系の香りがまとわりついてる感じ。不思議な香りだ。嫌いではないが少し鼻につく。 15時位:か…

Lavandula (2002)

立ち上がり:これは好印象 ラベンダ-の香りがナチュラルで気分がすっきりします。CARONがデスメタルならこれはカンタベリー系だ。ムスク系の香りも微かにします 昼:少し粉っぽいニュアンスが出てきました。甘い感じが出てきましたが嫌な感じでは無い。今の…

Pour un Homme de Caron l'Eau (2018)

A Gentleman Takes Polaroids Chapter Thirty Four : Lavendar Gentleman 立ち上がり:うーん 人気ある香りだと思うのですが私はこれ苦手だ…ラベンダー香ですが重い!起き抜けにフロリダデスメタルを聴かされた気分。身の回りに辛い香りが満ちていく。 昼:…

KIKI extrait de parfum (2007)

立ち上がり:シトラス系だけど重い・・・これ女性用ですよね。この重さだとオッサン用でもありではないかと。 昼:ラベンダーが強くなってきました。 15時位:昼と印象変わらず。持ちがかなりいいですね。少しつけすぎたような気もした為、まだ強くて私にはT…

Jean Patou | postwar 3 : Jean Kerleo, Jean-Michel Duriez and takeover by P&G

かなり絵的に見苦しい後ろ姿のサムネイルでお許しください。戦後編の前半部分を、インスタグラムでライブ配信しました。内容はほぼpostwar 1、postwar 2の部分です。 はい、それではここから1990年代、ケルレオ師が引退し、P&Gに買収されるまでの作品をご紹…

Jean Patou | postwar 2 : Jean Kerleo, the third in-house perfumer

それでは、次は1970年代、1000とオードパトゥです。 戦後2【ジャン・ケルレオ:70年代】アンリ・ジボレから3代目調香師ジャン・ケルレオへ 5 1000 (1972) P 6 1000 (1972) EDP 7 Eau de Patou (1976) EDT 8 Eau de Patou (2013) EDT 5 1000(1972) オリジナ…

AGTP Summer Special : (Stop !) Sport Gentleman

A Gentleman Takes Polaroids Chapter twenty nine : (Stop!) Sport Gentleman Encre Noire Sport (2013) by Lalique 立ち上がり:SPORT無しのENCRE NOIREと殆ど印象変わらず 昼:やはり変わらんなあ。多少柑橘系の香りが強いかな? 15時位:無印はこの時間…

Chypre21 (2015)

立ち上がり:植物(モス系?)の香りが強めですね。最初からかなり落ち着いた香りです。昼:薔薇っぽい香りも出てきました。これも良い感じです15:00位:ムスクの香りも出てきます。どの時点でも上品です。夕方:15:00に加えウッド系も交じってきてるかな?…

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