Fruity
ピュアディスタンスの新作・パピリオが、国内でも世界発売に合わせ9月15日より発売されました。 2020年夏―新型コロナウイルス感染症がまだ未知の厄災として世界を恐怖に陥れ、各地でロックダウンが厳しく行われていた頃―半強制的にアメランドの別荘*で自宅待…
サンクレスト EDP 100ml 今年に入り、堰を切ったように海外香水ブランドのオーナーやクリエイターの来日が相次いでいます。梅雨時期から夏の高温多湿をキチンと説明した上での来日スケジュールなのか、来ていただいたこちらが恐縮する程のうだるような極暑に…
本年創業20周年を迎えるメゾンフレグランス界の重鎮、パルファムMDCI。2003年より24作を順調に輩出してきましたが、1作だけ廃番になっていたアンレヴマン・オ・セライ(2006)が、本年約8年ぶりに復刻しました。 アンレヴマン・オ・セライ EDP 75ml シンプルプ…
レカミエ夫人の肖像(1805年)原題:Portrait de Juliette Récamier, née Bernard パリ、カルナヴァレ美術館収蔵 前作レレガン(2021)から約1年半ぶりに、MDCIとしては24作目、2019年からスタートしたペインターズ&パフューマーズシリーズとしては7作目にあ…
オスマンス・コードーシャン EDP 100ml ※既に終了していますが、年末から1月末まで伊勢丹でポップアップストアを開催していました。このタイミングでも、LPT選出3点の販売はなかったみたいです。お買い上げの方にはオーナーのC・クリヴェリ氏サイン入カー…
イル・プープル EDP 100ml 訂正)Indexで、リキッド・イマジネールのフランス語表記が誤っています。 正しくはLes Liquides Imaginairesです。
A Gentleman Takes Polaroids Chapter Fourty Two : Gentleman in Summer holiday with Divine, l'été まだ終わっていませんが、今年の夏は辛かった。早すぎる梅雨明けと毒暑、梅雨の戻りにまた毒暑。何とか体調を立て直し、楽しみにしていた3年ぶりのお盆…
フラッサイ第9作となるヴィクトリアは、フラッサイ作品としては初となる、実在の人物がテーマになっています。 モチーフになったのは、アルゼンチンの著名文芸家、ヴィクトリア・オカンポ(1890-1979)。日本ではあまり馴染みのない方ですが、20世紀アルゼンチ…
前回のレメーに続き、MDCIのペインターズ&パフューマーズシリーズの新作レディス、ラ・スプリーズは、LPT読者の間でもファンが大変多く、先日のインスタグラムライブ配信、LPTVで行った質問コーナー、ASK LPTでもLPT未収作品の紹介リクエストが来た独立系女…
パルファムMDCIのペインターズ&パフューマーズシリーズ第2弾として、楽しみにしていたレディス2作が今春発売になりました。第1弾のメンズでも活躍した女性調香師、ナタリー・フェストエアとセシル・ザロキアンが手がけています。どちらも甲乙つけがたい、ノ…
フラッサイのオーナー、ナタリア・オウテダさんの本邦初インタビューをお楽しみいただいた後は、現在発表されている5作品の紹介をさせていただきます。インタビュー中、既にナタリアさんご本人が何作か香りのストーリーをお話しくださっていますが、各々のス…
先日ご紹介したリリス・ド・ファットは勿論手も足も出ない価格で、一生分のお試しを店頭でさせていただき十二分に満足いたしましたが、せっかく香水ファンにとって宝島の如きジョヴォワに行って、手ぶらで帰れるはずがありません。そしてジョヴォワの前には…
はい、それでは次に世界恐慌後の香りを2種、ディヴィーヌ・フォリーとノルマンディをご紹介します。いずれもマ・コレクシオン版のオードトワレです。 戦前5【世界恐慌後~パトゥ生前】 12 Divine Folie (1933) EDT Henri Alméras, Ma Collection version 13 N…
立ち上がり:こ・・・・濃い ある程度想像はしていたので少なめにつけたのですが、それでも噎せかえるような甘い香りに覆われる。 他の2つに比べてモス系の感じはあまり無いような気がします。にしても濃い!電車の中で隣の人に引かれるレベル。 昼:少し落…
1969年特集、最終回は「1969年を名に持つ香り」、イストワール・ドゥ・パルファン(HdP)のベストセラー、1969をご紹介します。実際の発売は2001年である1969の正式名称は1969 Parfum de Revolte (反乱の香り)。HdP作品の中では「カルト・ブックス」の一つで…