03. Modern Classic
A Gentleman Takes Polaroids Chapter Fourty Two : Gentleman in Summer holiday with Divine, l'été まだ終わっていませんが、今年の夏は辛かった。早すぎる梅雨明けと毒暑、梅雨の戻りにまた毒暑。何とか体調を立て直し、楽しみにしていた3年ぶりのお盆…
1740 Marquis de Sade (2000) EDP by Histoires de Parfums 立ち上がり:マルキドサドの香り?そういうイメージなのかなあ?とにかく今まで経験したことのないトップノート。良い悪い以前に「お前なんかお呼びじゃない!おとといおいで!」と追い返された体…
立ち上がり:最初からいい香りだ!鉛筆削った時の香りがする。いや、私こういうのい好きなんですよ 昼:鉛筆の香りに加え、雨降りはじめの雑草が茂ってる空地の香りもしてきた。これはなんだ?私を小学生時代の郷愁に誘う香りか? 15時頃:大分すっきりした…
立ち上がり:爽やかな香りですが、l'homme de coeurと比べると甘みが強い。つけ始めはキツめ。 昼:甘みが抑えられてきてこの時間あたりから良い香りになってきた。落ち着いたシトラス系の香り 15時頃:これも持ちがいいですね。終盤はグリーン系の香りです…
A Gentleman Takes Polaroids Chapter Fourty : DIVINE and Gentleman part 2 立ち上がり:いい印象。微かにスパイシーでなんとなく酒のジンっぽい香りもする。ジェニパーベリー入ってるのかな?爽やかな感じでこの季節によく合いそう 昼:甘い感じが薄れて…
つけ始め:むう…甘くて重い。この香りは子供の頃を思わせる。駄菓子屋の店頭でガチャガチャまわして出てきたあれだ「ガムボール」サッカリン?チクロ?なんにせよケミカルなお菓子の香り 昼:どんどん香りが重くなるような。今日のような春の曇天な天候には…
立ち上がり:これも最初は爽やかだ。が、すぐ独特のケミカルな感じが出てくる。ケミカルだけど嫌いじゃない・・・というか好きな食べ物の味。あれだ!海のパイナップル!ホヤだよ。 昼:ホヤ臭?は収まりだいぶ普通のメンズフレグランスの感じに落ち着いてき…
A Gentleman Takes Polaroids Chapter Thirty Nine : DIVINE and Gentleman part 1 立ち上がり:一瞬さわやかな香りが拡がった!と思った次の瞬間「これは?中将湯」と思ってしまう。自分が子供のころ、風邪をひくと何故か母はこれを私に飲ませたものだ。こ…
A Gentleman Takes Polaroids Chapter Thirty Eight : Golden Ball Gentleman/Gold Trilogy by Ormonde Jayne Black Gold (2014) 立ち上がり:かなり刺激的。突き刺すような鮮烈な香りです、すぐ落ち着きますが。柑橘系とジェニパーか? ただ最初嗅いだ時頭…
Nathalie Feisthauer 今年のLPTは「ナタリーでいっぱい」!ベテラン調香師ナタリー・フェストエア、自薦を含む代表作と経歴、本邦初特集 パウダリーでダウナーな作風が特徴の当世二傑粉物女王、ナタリー・フェストエア。今年のLPTは「ナタリーでいっぱい」で…
今春全点踏破でご紹介したSLM(Sous le Manteau™、スーレマント)ですが、この秋6作目となる新作、オディジアーク・ニュメロシスが発売されました。LPTが初めて取り上げたのが本年4月のため、もう新作?と驚く方もいると思いますが、前回まとめ紹介した香りは2…
北フランス、ディナールを拠点とするメゾンフレグランスの長老ブランド、ディヴィーヌから、トータルの新作メンズのロム・アカンプリ(2016)から5年ぶり、レディスとしてはスピリチュエル(2014)に続き実に7年ぶりの新作が届きました。と言っても、その間にブ…
- SLM reviews -Essence du SérailCuir d'OrientVapeurs DiablotinesPoudre ImpérialeFontaine Royale 前回の媚薬及びブランド解説に続き、SLMの現行5作品についてご紹介します。ボトルに施されたマットでカラフルなラバー加工の色彩は、香りの世界観を色に…
かねてより復刻系作品には目がないクラシック香水紹介ブログ、LPT。これまで多くの「蘇った」香りを紹介して参りました。蘇生ストーリーの一例としては①大洪水に遭った地下室の復旧作業中、処方が偶然出てきて復興②テレビのルーツもの番組にハマって自分も先…
A Gentleman Takes Polaroids chapter Thirty Six : Affordable Gentleman in Spring 立ち上がり:ベチバーとスパイシーな香り甘さの中で複雑に絡まってます。今の季節ならいい感じ。 昼:ウッディな香りが強くなってきました。甘い感じはまだ強く残ってます…
2013年、ブエノスアイレスに誕生したアルゼンチン初の女性オーナーによるニッチブランド、フラッサイ。普段内外の香水レビューを殆ど読まない私にとって、信頼のおける香水店からのおすすめは唯一無二の出会いの場で、フラッサイもロッテルダムの香水店、La …
英仏2冠受賞、おめでとうガニメデ!調香師カンタン・ビシュ自薦コレクション 2017年より継続的に紹介してきたパリのクチュリエブランド、マルク=アントワーヌ・バロワ。デビュー作であるB683(2016)より3年後、処女作より圧倒的にジェンダーレスな面立ちの作…
前回のレメーに続き、MDCIのペインターズ&パフューマーズシリーズの新作レディス、ラ・スプリーズは、LPT読者の間でもファンが大変多く、先日のインスタグラムライブ配信、LPTVで行った質問コーナー、ASK LPTでもLPT未収作品の紹介リクエストが来た独立系女…
立ち上がり:これはそんな刺激的な香りはしない、が、重い。なんだろう?あまり経験したことのない感じ、土と薔薇が一緒くたになったような 昼:レザー系に感じてきました。何にせよ重い。 15時位:少し甘い香りが出てきたか?この時間当たりでようやく自分…
立ち上がり:これもつけ始めの香りが刺すように強烈。でもこれは柑橘系の香りで朝の目覚めにはこれ位が良いような感じもする。 昼:こいちもやはり持続力強い。ここで少し瓜系の感じが出てきて香りが和らいだような気も。 15時位:香りはまだまだ持続中です…
心の包帯系粉物香水 後編 乳幼児の肌に香水は有害ではないのか?という議論は欧米でも見かける話で、親によっては「どんな刺激物が入っているかわからないから、自分の子供に子供用香水なんて絶対使わない」「いやいや、お尻拭きから洗剤、ベビー用化粧品だ…
心の包帯系粉物香水 前編 LPTがブログ開設時より一貫して注目しているジャンル、粉物系。その定義は非常に幅広く、戦前・戦後のフローラルアルデヒド系からニベア/オロナイン系、イタリアンタルコ、化粧台のエレベーター(リップスティック系)、エッチな粉物…
3月から始まった未曾有のロックダウンから2ヶ月が経ち、5月11日に解放されたフランス。公共交通機関の利用はマスク着用が義務付けられるなど「新しい日常」がかの地でもスタートしています。コロナウイルスは、世界中の様々なイベントや企画を中止や延期に追…
立ち上がり:一瞬、酸味の強い香りが拡がるが瞬時にスパイス系の香りに入れ替わる。独特だ。こんなの他で嗅いだことなし。 昼:ラベンダーの香りの周辺にスパイス系の香りがまとわりついてる感じ。不思議な香りだ。嫌いではないが少し鼻につく。 15時位:か…
立ち上がり:粉もの系、柑橘系の香りが最初強いですがすぐローズへと移行していきます 昼:アイリス系も出てきました。 15時位:粉もの系にありがちですがお香みたいな香りになってきて落ち着いて良い感じです 夕方:この時間まで持ちますが落ち着き方が好ま…
立ち上がり:シトラス系だけど重い・・・これ女性用ですよね。この重さだとオッサン用でもありではないかと。 昼:ラベンダーが強くなってきました。 15時位:昼と印象変わらず。持ちがかなりいいですね。少しつけすぎたような気もした為、まだ強くて私にはT…
A Gentleman Takes Polaroids Chapter thirty three : Cabaret Gentleman 立ち上がり:名前の通り。甘い香りとウッド系の香りが混ざってかなり強く迫ってくる。すぐ甘い香りは背景に退き、ウッド系の方が強く出てくるが 昼:ウッド系は薄くなりローズ系の甘…
フラッサイのオーナー、ナタリア・オウテダさんの本邦初インタビューをお楽しみいただいた後は、現在発表されている5作品の紹介をさせていただきます。インタビュー中、既にナタリアさんご本人が何作か香りのストーリーをお話しくださっていますが、各々のス…
去る2020年4月4日、東京都に緊急事態宣言が発令される直前の夕方配信したLPTのインスタグラムライブ、LPTVにてLPT初登場にも関わらず、大反響だったアルゼンチンのニューブランド、フラッサイ。5年後、10年後も読み返す価値のあるブログを目指すLPTとして、…