La Parfumerie Tanu

- The Olfactory Amphitheatre -

- The Essential Guide to Classic and Modern Classic Perfumes -

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03. Modern Classic

Perfumer Quentin Bisch

英仏2冠受賞、おめでとうガニメデ!調香師カンタン・ビシュ自薦コレクション 2017年より継続的に紹介してきたパリのクチュリエブランド、マルク=アントワーヌ・バロワ。デビュー作であるB683(2016)より3年後、処女作より圧倒的にジェンダーレスな面立ちの作…

La Surprise (2020)

前回のレメーに続き、MDCIのペインターズ&パフューマーズシリーズの新作レディス、ラ・スプリーズは、LPT読者の間でもファンが大変多く、先日のインスタグラムライブ配信、LPTVで行った質問コーナー、ASK LPTでもLPT未収作品の紹介リクエストが来た独立系女…

Cuir Cavarier (2019)

立ち上がり:これはそんな刺激的な香りはしない、が、重い。なんだろう?あまり経験したことのない感じ、土と薔薇が一緒くたになったような 昼:レザー系に感じてきました。何にせよ重い。 15時位:少し甘い香りが出てきたか?この時間当たりでようやく自分…

Bleu Satin (2019)

立ち上がり:これもつけ始めの香りが刺すように強烈。でもこれは柑橘系の香りで朝の目覚めにはこれ位が良いような感じもする。 昼:こいちもやはり持続力強い。ここで少し瓜系の感じが出てきて香りが和らいだような気も。 15時位:香りはまだまだ持続中です…

Petits et Mamans (1997) / Petit Ange, powdery fragrance for children

心の包帯系粉物香水 後編 乳幼児の肌に香水は有害ではないのか?という議論は欧米でも見かける話で、親によっては「どんな刺激物が入っているかわからないから、自分の子供に子供用香水なんて絶対使わない」「いやいや、お尻拭きから洗剤、ベビー用化粧品だ…

Florentina (2016) : Need to dress (your heart and soul)

心の包帯系粉物香水 前編 LPTがブログ開設時より一貫して注目しているジャンル、粉物系。その定義は非常に幅広く、戦前・戦後のフローラルアルデヒド系からニベア/オロナイン系、イタリアンタルコ、化粧台のエレベーター(リップスティック系)、エッチな粉物…

Cycle 001 (2020) | Join the Circle, Cycle by Violet

3月から始まった未曾有のロックダウンから2ヶ月が経ち、5月11日に解放されたフランス。公共交通機関の利用はマスク着用が義務付けられるなど「新しい日常」がかの地でもスタートしています。コロナウイルスは、世界中の様々なイベントや企画を中止や延期に追…

Luberon (2012)

立ち上がり:一瞬、酸味の強い香りが拡がるが瞬時にスパイス系の香りに入れ替わる。独特だ。こんなの他で嗅いだことなし。 昼:ラベンダーの香りの周辺にスパイス系の香りがまとわりついてる感じ。不思議な香りだ。嫌いではないが少し鼻につく。 15時位:か…

Burlesque (2012)

立ち上がり:粉もの系、柑橘系の香りが最初強いですがすぐローズへと移行していきます 昼:アイリス系も出てきました。 15時位:粉もの系にありがちですがお香みたいな香りになってきて落ち着いて良い感じです 夕方:この時間まで持ちますが落ち着き方が好ま…

KIKI extrait de parfum (2007)

立ち上がり:シトラス系だけど重い・・・これ女性用ですよね。この重さだとオッサン用でもありではないかと。 昼:ラベンダーが強くなってきました。 15時位:昼と印象変わらず。持ちがかなりいいですね。少しつけすぎたような気もした為、まだ強くて私にはT…

Scandalwood (2017)

A Gentleman Takes Polaroids Chapter thirty three : Cabaret Gentleman 立ち上がり:名前の通り。甘い香りとウッド系の香りが混ざってかなり強く迫ってくる。すぐ甘い香りは背景に退き、ウッド系の方が強く出てくるが 昼:ウッド系は薄くなりローズ系の甘…

Tian Di / Blondine / Verano Porteño (2017), A Fuego Lento / Teisenddu (2018)

フラッサイのオーナー、ナタリア・オウテダさんの本邦初インタビューをお楽しみいただいた後は、現在発表されている5作品の紹介をさせていただきます。インタビュー中、既にナタリアさんご本人が何作か香りのストーリーをお話しくださっていますが、各々のス…

Frassai interview

去る2020年4月4日、東京都に緊急事態宣言が発令される直前の夕方配信したLPTのインスタグラムライブ、LPTVにてLPT初登場にも関わらず、大反響だったアルゼンチンのニューブランド、フラッサイ。5年後、10年後も読み返す価値のあるブログを目指すLPTとして、…

Touche Finale (2019) and what I got in London last Autumn

先日ご紹介したリリス・ド・ファットは勿論手も足も出ない価格で、一生分のお試しを店頭でさせていただき十二分に満足いたしましたが、せっかく香水ファンにとって宝島の如きジョヴォワに行って、手ぶらで帰れるはずがありません。そしてジョヴォワの前には…

Lumiere Blanche (2012)

立ち上がり:今まで嗅いだことの無い香り。ケミカルなようなそうでないような・・凄く特徴的だがなんだろこれ?シトラス系でもない。甘い感じは強烈、あとアルコールが強いのか 鼻にツーンと刺激がくる! 昼:重い感じだが甘さが薄まり少し香辛料みたいな香…

Nirvana Black (2013)

立ち上がり:ラムレーズンアイスみたいな香りが強烈。甘いー 男には合わないような気も、NIRVANAだが「SMELLS LIKE TEEN SPIRITS」という感じからは百万光年離れてる 甘さが大分落ち着いてスミレにような落ち着いた香りが前面に、これならいいかな。 15時位…

Sandalo (1995)

A Gentleman Takes Polaroids Chapter thirty two : Sandalwood Gentleman 立ち上がり:噎せかえるような木の香り。というか鉛筆の削りカスに匂いだ。いや・・嫌いじゃない。好きな香りだ。 昼:木の香りの中から微かに甘い香りが出てきた。少し重い感じだが…

Gold (2019)

ピュアディスタンス第10番目の新作、ゴールドが、本年3月のアエノータスに続き、早くもこの11月に世界発売となりました。実際の発売日となった11月11日から、オランダの公式サイトでは連日初出荷の様子がSNSで紹介され、主たる取扱店でも徐々に発売を開始と…

Terre d'Hermès Eau Intense Vetiver (2018)

立ち上がり:少し甘さがあるENCRE NOIREという感じです。柑橘系&スパイシーな香りでベチバー感は甘さの部分で多少感じるくらいか。 昼:スパイシーな感じは背景に退き、ベチバー形の香りが前面に出てきました。柑橘系の香りと相まって重さはなく爽やかな感…

Vetiver Insolent (2016)

立ち上がり:ベチバーというより強烈なニッキ臭が・・・浅田飴でも食べた気分になります。 昼:この時間で既に大分香りが弱く・・・残暑に負けているのか?残香はまだまだニッキ。ベチバーはどこに? 15時位:おーい?どこ行った?微かなニッキ臭&モス系の…

Vetiver Oriental (2002)

A Gentleman Takes Polaroids Chapter thirty : Vetiver Gentleman in Autumn, Reiwa 1 立ち上がり:今回の3種の中では一番付けたとき「お!ベチバー』という感じが強いです。なんとなく子供の頃、駄菓子屋だ買った袋入り10円粉ジュースを思い出します。…

31 Rue Cambon EDT (2007)

立ち上がり:こ・・・・濃い ある程度想像はしていたので少なめにつけたのですが、それでも噎せかえるような甘い香りに覆われる。 他の2つに比べてモス系の感じはあまり無いような気がします。にしても濃い!電車の中で隣の人に引かれるレベル。 昼:少し落…

Chypre21 (2015)

立ち上がり:植物(モス系?)の香りが強めですね。最初からかなり落ち着いた香りです。昼:薔薇っぽい香りも出てきました。これも良い感じです15:00位:ムスクの香りも出てきます。どの時点でも上品です。夕方:15:00に加えウッド系も交じってきてるかな?…

Golden Chypre (2012)

A Gentleman Takes Polaroids Chapter Twenty Eight : Golden Gentleman 立ち上がり:シトラス系なのかな?少しベチバーいっぽい香りなのですが 奥の方にうっすらとスパイスぽい感じも潜んでます昼:印象はつけ始めと変わらないのですが ベチバー系の感じは…

1969 | Parfum de Revolte (2001)

1969年特集、最終回は「1969年を名に持つ香り」、イストワール・ドゥ・パルファン(HdP)のベストセラー、1969をご紹介します。実際の発売は2001年である1969の正式名称は1969 Parfum de Revolte (反乱の香り)。HdP作品の中では「カルト・ブックス」の一つで…

Ganymede (2019)

いい写真だから何度でも載せます。「できたわ!」「すてきよ!!」 パリのメンズ専門クチュリエ、マルク=アントワーヌ・バロワの第2作フレグランス、ガニメデが今春発売になりました。昨年開催したCabaret LPT vol.9「A Gentleman takes Polaroids」でもジェ…

Splendiris (2019) and latest creasions by Parfums Dusita

いまからちょうど2年前の2017年6月、LPTにて全点踏破したパルファム・ドゥシタですが、2年の時を経て3作品が仲間入りしました。 たった2年という短い期間で、パリに旗艦店を持ち、欧米はもちろん中東やロシアにまで販路拡大、さらにはインディペンデント系香…

The Three Madama Butterflies in Japan and the world : Madama Butterfly (2008), 1904 (2014), Cio Cio San (2015)

世界中で愛されているプッチーニのオペラ「マダム・バタフライ」。オペラを見たことがなくても、名前くらいは誰でも知っている悲劇のヒロインです。オペラに全然興味がないので実際に見たことはありませんが、話としては①19世紀末、明治半ばの長崎を舞台に、…

Aenotus (2019)

2019年3月1日、遂に世界発売を迎えたピュアディスタンス第9番目の香り、アエノータス。日本サイトでは2月15日から2週間先行で予約販売を開始したところ注文が殺到、フルボトルに合わせ、日本限定の5mlパーススプレー2本セット、アエノータス・ギフトボックス…

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