La Parfumerie Tanu

- The Olfactory Amphitheatre -

- The Essential Guide to Classic and Modern Classic Perfumes -

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09. Affordable

Yardley Gentleman Urbane EDP (2019)

立ち上がり:これも甘い香りだなあ…なんか印象が薄くて感想がでてこない。風呂あがりの香りだ 昼:印象が変わらない。 15時位:同じ香りのまま薄くなっていく 夕方:どんどん薄くなっていく。しかし印象はつけはじめと変わらない。これはこれで今まで経験し…

Swiss Army Rock (2015, now renamed as Rock)

立ち上がり:甘い…懐かしいガムボールの匂いだ。それもなんか人工的な果汁フレーバーの奴、なんだっけこれ…チェリーコーク(orドクターペッパー)みたいでもある 昼:香りの印象も強さもあまり変わっていかない。 15時位:徐々にウッド系の香りが出てきて落…

L'Iris de Fath (2018) / Holy Grail (2019)

前回のジョヴォワ再訪レポートに続いては、実際店頭で試香および購入した香りをご紹介します。 下記は、去る2019年11月後半、ジョヴォワ・メイフェア店でリリス・ド・ファットを「浴びた」後、ホテルに戻って寝るまでの間、二度と実装の機会はないだろうと思…

Oud Touch (2014)

立ち上がり:L'INSTANT DE GUERLAIN と印象は似てますがこちらの方がやや爽やかかな?むーでもやはり重い。カツ丼がカツサンドになったくらいの印象 昼:香りが薄くなってきたらまあまあ良い印象になってきました。ヴァニラみたいな香りが出てきました。 15…

Shades Wood / Armaf

立ち上がり:不思議な感じつけた瞬間はアルコール臭と甘さが強く「ぬう・・・・これも先が思いやられる」という感じですが、すぐウッディな香りが前面に出てきて甘さが消えていきます。 ウッディの感じも今まであまり体験したことの無い香り。 昼:こいつも…

L'Instant de Guerlain pour Homme EDT (2004/2016)

A Gentleman Takes Polaroids Chapter thirtyone : Gentleman's Cheap Thrills, goodbye 2019 立ち上がり:甘い!重い!なんか子泣き爺が背中にとりついたのと同じ位の重さではなかろうか(子泣き爺に取りつかれた経験はありませんが)俺は背負いきれんなあ…

BOIS DE VETIVER (2017)

立ち上がり:ベチバーと名乗りながら最初に香るのは柑橘系だ!すぐにミント系甘さが強めに出てくる。ベチバーどこ? 昼:香りの持続力が弱いかな。だいぶ薄くなってきましたがここにきて微かにベチバー感が出てきましたあとローズかな? 15時位:むーん ほと…

VÉTIVER EXTRÊME (2007)

A Gentleman Takes Polaroids chapter twenty four : Vetiver Gentleman in Autumn 立ち上がり:ベチバー!エクストリーム!と期待大でつけてみました。が。そんなエクストリームにベチバーで噎せるほどではありません。シトラス系とベチバーの香りがうまく…

Strictly Private (2009)

立ち上がり:バニラ系の香りが目立ちますね。似合う人は似あうのでしょうが私には難しそう 昼:ベチバー系の香りに変わってきたかな?ただ今回の3点の中では一番香りが消えていくのが早いような・・・ 15時位:昼と変わらずだがもはや汗臭さが勝る 夕方:消…

Declaration d'Un Soir (2012)

立ち上がり:ローズ系の香り+少しスパイシーな香りも加わって夏向きのいい感じです 昼:印象はつけはじめとあまり変わらず。少しナツメグみたいな感じがあるかな 15時:持ちがいいです。まだ汗に負けてません。ウッド系の感じが強まってます 夕方:最後まで…

Tea Rose (late 1970's) EDT

A Gentleman takes Polaroids chapter twenty two : Rosy Gentleman in Summer 1 立ち上がり:名前の通り!ローズの香りとグリーン系のお茶の香りそのまんまです。夏の朝には良い感じですね。すぐ汗で流れそうですけど 昼:意外?と香り残ってます。印象は朝…

Oud Black Vanilla Absolute (2015)

立ち上がり:名前通り。強烈なバニラの香り、微かにお酒っぽい感じも。こりゃあ日本人で合う人少なそう。 昼:つけはじめはかなり強烈な印象でしたが昼過ぎには大分落ち着いてきました。香りの感じは変わらないです。 15時位:基調の甘いバニラ香は変わらな…

Grey Flannel (1975)

立ち上がり:これはいいですね!ウッディな香りの中に微かに柑橘系混ざってるような感じですが甘さがない 昼:印象変わらず。いいかんじのままです 15時位:落ち着いた香りになってきましたが消えることなく存在を主張しております 夕方:かなり気分の落ち着…

Cool Water (1988)

A gentleman takes Polaroids chapter eleven : Gentleman in mainstream 立ち上がり:最初は「おっ!さっぱりとして良い感じ」と思ったが、すぐ後に80年代季節スポーツ系サークル大学生がつけるような香りになって辟易。 昼:まるで自分がエリ立てたポロシ…

Bvlgari Black (1998)

立ち上がり:甘いーーーー!でも嫌な感じではない甘さです。 自分に似合ってるかどうかは別として。 昼:香りは大分落ち着いてきてますが甘さだけが突出してきてる感じが します 15時位:大分落ち着いてきました。バニラ系のおやつを3時に食べた? という感…

Siras des Indes(2006)

シラデザンド EDP ジャン・パトウの最新作、シラデザンドです。日本でも発売当時はブルーベル・ジャパンが全ライン取り扱っていたのですが、ジョイやミルに比べて対象年齢が比較的若いにも関わらず、法外な価格設定により玉砕したのか、結局の所日本の顧客は…

Van Cleef (1993) and Grand Cinq fragrances

グランサンクとしては最も後発(1906創業)ながら、ハイジュエラーとしては初めてフレグランスを発売した事で一躍有名となり、またセールス的にも香水では事実上グランサンク中最も勢いのあるブランド、ヴァン・クリーフ&アーペルがジェム(1987)に続きレデ…

Camelia by L'Erbolario (2014)

カメリアシリーズより、左:プロフーモ、右:ソープ 久しぶりに「お値段以上、それ以上」アフォーダブル香水をご紹介したいと思います。 LPTではすっかりおなじみ、お隣台湾までは進出するも、なかなか東シナ海を越えてここ日本までやってこれないイタリアの自…

Dita Von Teese (2011)

Dita Von Teese (2011) 欧米でのバーレスクダンサーの地位はセレブ女優並に高く、単なるフェティッシュ・ストリッパーではなく相応の文化的評価を得ています。その辺が根っこドスケベを堂々標榜している欧米人の朗らかさ、ともいえますが、ともかくこってり…

Fiori Scuri (1998) by L'Erbolario

Fiori Scuri (1998) お値頃価格でお値段以上の仕事をしてくれる質実剛健優良香水をご紹介するコーナー、ジ・アフォーダブルでは常連のメーカー、レルボラリオのイタリア国内での人気ベスト3に堂々ランクインする、フィオリスクーリ(ダークカラーフラワー)で…

Iris by L'Erbolario

懐に優しい身の丈香水、ジ・アフォーダブルの定義とは ★ 必須:香水は、良い香りでなければならない(ギィ・ロベール) 1. 国内外を問わず、基本価格3,000円、送料などの諸経費込みで5,000円以内におさまること。容量は国内で最多販売容量が30ml(≒その香水で…

Meharees by L'Erbolario

The Affordable - 身の丈価格でお値段以上の仕事をするお奨め香水紹介 - ギターをたしなむ方が口癖のように言います。「1万円と10万円のギターでは、品質は雲泥の差だが、10万円と100万円なら、それはもう装飾や年代の希少 性など、大概は外的要因でしかない…

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