2020年8月29日。LPT10周年記念、そして本年初のリアルイベント「Cabaret LPT vol.12 : The Undead」を修めさせていただきましたことを読者の皆様にご報告いたします。前回のキャバレー(Cabaret LPT vol.11: Jean Patou | Voice of Nothing, 2019年8月24日開催)から丸1年、実はこの第12回キャバレー、本来は開催から丁度半年前の閏日、2月29日に開催するはずでした。しかしながら、こんな小さなアマチュアイベントですら、当時は前途不明の新型コロナウイルス感染症拡大により2度の延期、そして中止…幾度の困難を乗り越え、世の中が何となく「ニューノーマル」になり、第二波到来の端境期ともいえる今がチャンスと決行しました。
[ BGM setlist : compiled by Gentleman, LPT in-house DJ ]
Opening video : We Carry On / PORTISEHEAD
- 1st session -
Marie Antoinette / CURVED AIR Echo Waves / ASH RA TEMPEL Ah! / POPOL VUH Espelisoun D'Uno Ribambello D'Evenimen Espetaclous Valentin Bilot / ZNR Ho Renomo / Cluster&Eno
- Break -
Wild Weekend / ANDY MACKEY
- 2nd session -
Bela Lugoshi’s Dead / BAUHAUS Antenna / KRAFTWERK H Friend / BLACK DEVIL DISCO CLUB More Than This / ANDY MACKAY&PHIL MANZANERA
今回は18世紀フランスに創業し、現在も存続する超古参のアンデッド系ブランド3社にフォーカスし、ブランドに関わるキーパーソンであるマリー・アントワネットとの関係性を年表形式で解説、クラシック香水履修必須ブランド・ウビガンは勿論、LPT初登場のLTピヴェやリュバンも、日本では他にここまでワンストップで知る機会はなかったであろう渾身の解説をお届けいたしました。2月29日の初回開催日が延期になった時、傷心の末に書き上げたレジュメと資料をブログ公開しようとした店主タヌを「安売りするな!機は必ず熟す!We are all Undead !!」と全身タックルで止めたハン1さんの原画が刺さるオープニングビデオと共に、沈下橋の如く機を待った半年間でしたが、最高の最終回となりました。その全貌は、近日中にLPTブログでもレジュメ全文掲載にてご紹介いたします。