①ロッテルダム、築100年三ツ星ホテルの朝食
冷静に考えると「西洋」はイギリスのリピートで、いわゆるヨーロッパ大陸滞在は今回が初めてだったのよ!UKは地元家庭でもホテルでも、朝食はモソモソした、ミューズリーとか薄いトースト、紅茶、よくて卵、うんとお願いしてソーセージ、それでも幸せだったけど、オランダのホテルは違うわ、コケッ!愛があるのよ!大ぶりのハムからチーズから、各種卵、マリネ系野菜、黒パン、白パン、レバーペーストやら、もうタヌとヒャッハーしちゃって、気づいたら毎朝、自分達でボリーミーなサンドイッチまで作るようになり、最も遠出のフローニンゲンに行くときなんか、お弁当まで作って列車で至極のひと時を過ごせたわ!ゆで卵もあったしね!帰りなんかガメといたヨーグルトとバナナとお菓子で夕飯いらず!タヌったら「ああ~、早くホテルの朝ごはんが食べたい~」て口走るほどよ!え?他のホテルもそうなのかって?知らないわよ、コケーッ‼
②忘れまじ、フローニンゲン
オランダは九州ほどのサイズの国だから、どこに行くのも列車が本当に便利!あえて王道のアムスに泊まらずロッテルダムに6泊したのは大正解だったわ!デルフトなんか12分よ!オランダ版スイカみたいのがあって、都度チャージしといて乗り降りの時にタッチすればいいの、そう、タッチすればね。タッチ、タッチ、ダッチ...コ、コ、コ、コケー!!!!間違ったら大変よ~!!!ええ、ええ、10ユーロもあれば、案外近場にがんがん行けるのに、2時間半もかかるフローニンゲン、ピュアディスアンスを満喫して、ああ~楽しかったね~って飛び乗った列車!紛らわしいとこに立ってるタッチポイント、うっかり間違ってしまい、車掌さんに法律通り「無賃乗車」扱いされちゃったのよ!コケーーーー!!!
いくらだと思う?罰金。50ユーロよ!(7000円強)「払いたくないなら、次の駅で降りてちゃんとタッチしてから、次の列車に乗りなさい」って。いやよ~~~!!!!ヨーグルトとかお菓子とか広げて、もうクタクタなのよ!大麻も売春も同性婚も安楽死も合法な国だからって罰金は罰金なのね。勉強になったわ。それ以上のおもてなしを各地で受けたから、一生忘れられない思い出に感謝だわ!負け惜しみじゃないわよ!ダーーーーーッチ!!!
③アントワープで「謎の妖精キャラ」現る!
オランダ最大の祝日「王の日」の熱狂を避ける意図もあり、あえて国際特急タリスで30分で行けるアントワープに。
国際特急タリスと筆者
もう「鉄道の大聖堂」と言われるだけあり駅舎の構造にうっとり~。写真なんかじゃ納まりきらない荘厳さ!ダイヤや貴金属なんか全然縁がないけど、あの駅舎だけは何度でも行きたい!せっかくだから、フランダースの犬で有名なルーベンスの絵画がある聖母大聖堂に。遠くに見えてるのに歩けど歩けど中々着かないのは辛かったし、やっと中に入って「ああ~、あたし、別にルーベンス好きじゃないし~」って罰当たりなこと言った途端、大聖堂の鐘がゴンゴン鳴り続けてたわ~。タヌったら目抜き通りのデパートで「3割引き!」の表示を見つけて、なんか真剣にワンピース物色して買おうとしてるし。「デルフトで、もう可愛いワンピース買ったんじゃないの?カチカチッ」その時以来、謎の妖精がタヌの耳元で囁くようになったのよ。そう、私の口を通してね。もう、イタコ状態かしら。「そのくらいにしておきなさい。カチカチッ」「いい加減にしな!カチッ!!!」そう、デルフトで買った超ラブリーなロブスター柄のワンピース。ロブスターの妖精が両手のハサミをカチカチいわせてタヌに囁きかけるようになったのよ。どうすんの、あたし白色レグホンキャラでも精一杯なのに!
先日のキャバレーで本人も意気揚々と着ていた(写真左)のでお気づきの方もいると思うけど、ネットでも検索できて、タヌったらデザイン違いまで狙ってるのよ!日本に入ってきたら4,5万はしそうなお洋服だから、Now or Never だけどね。いいんじゃない~い??バサバサバサ~
追記:買いました(タヌ談)。