La Parfumerie Tanu

- The Olfactory Amphitheatre -

- The Essential Guide to Classic and Modern Classic Perfumes -

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Entries from 2018-02-01 to 1 month

Skin on Skin (2013)

立ち上がり:クニーシェ・テンより甘い感じ。お菓子っぽい甘さかな?あまり得意じゃない香りだ。 昼:レザー香出てきましたが甘さの方がまだ強い。 15時位:ようやくレザー香がメインになってきたか…結構持続力はあります。でもなんか鼻が疲れる感じです。 …

Cuir de Russie (1924), Les Exclusifs de Chanel EDT

立ち上がり:おお…これ高そうな香りだ。最初からレザー系の香りが強めで背景に柑橘系が少し控えてる感じ 昼:この香りがロシアの革なのか レザー系の香りですが非常に上品な香り 15時位:持久力もあり、この時間でもかなり香ります 夕方:香りは薄れてきてま…

Knize Ten (1925)

A Gentleman takes Polaroids chapter eighteen : Leather Gentleman 立ち上がり:あまーいフローラルな感じ。悪くないけど自分には合わないな。 昼:甘さは背景に消えていき段々男臭い感じになってきた 15時位:かなりレザー臭が強くなってきました。そして…

Cabaret LPTvol 6 review

おかげさまで、オリジナルテーマとしては約1年ぶりの開催となったLPTのリアルイベント「Cabaret LPT vol.6」を、盛況のうちに終えさせていただきましたことをご報告いたします。今回は都会の辺境、または二級都市・池袋へ進出、老朽化した昭和のビルの一角に…

Interview with Anthony Toulemonde, Maison Violet

Interview with Anthony Toulemonde, Maison Violet 2017年末、香水店ジョヴォワの新ブランド紹介で出会ったメゾン・ヴィオレ。ノスタルジアの民である店主タヌにとって、消えたブランドの復活は内容のいかんを問わず見逃せない事件ですが、運よく全3作を試…

Un Air d'Apogee (1932/2017)

メゾン・ヴィオレ3作品の共通項を一言で表現すると「育ちの良さ」ではないかと思います。香調に奇抜さや斬新さはありませんが、普遍的な美しさ、浄らかさ、潔さ、温かさ、慈しみー未来永劫、人として失いたくないものだとしても、時として守り抜けないものー…

Sketch (1900/1924/2017)

2000年代の中盤から、メゾンフレグランスのトレンドの一つとして勃興している復刻系ですが、一口に復刻系といっても幾つかパターンがあります。2016年、Cabaret LPT vol.2では復刻系ブランドを復興パターン別にご紹介しましたが(イタリア洪水系、Who do thi…

Maison Violet, another revived Parisian perfume house / Pourpre d'Automne (1924/2017)

2018年の幕が開け、早1か月が経過しました。2018年と言えば、創業190周年を迎えたゲランが記念ボトル、ロワイヤル・エクストレを発売したのが記憶に新しい処ですが、ゲランより1年早い1827年に創業、香水の黄金時代に絶頂期を迎え、戦後世界が大きく変化して…

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