La Parfumerie Tanu

The Essential Guide to Classic and Modern Classic Perfumes

Adeiu Sagesse(1925)

トリロジーの最後、アデュー・サジェスは、トップに少々かび臭い、それでいて
青々とも感じるさまざまな生花の香りが入れ替わり立ち代り立ち上った後は、
カーネーションを軸として甘くパウダリーに落着き、あまり展開せずにうっすらと
ムスクが温かく長持ちするパウダリー・フローラルです。クセジュに比べると、
体を許してしまうという事は、こんなにも心穏やかなものなのか、と不思議に
思える位です。30年代以降のコレクシオン品と比べると、共通のベースノートは
軽めにあしらわれている感じがします。

トップ:ネロリ、ジョンキル、スズラン
ミドル:カーネーション、チュベローズ、オポポナックス
ベース:ムスク、シベット