La Parfumerie Tanu

- We are a non-stop Olfactory Amphitheatre -

- The Essential Guide to Classic and Modern Classic Perfumes -


Age of Neo-Powderist 5 : The Sexual Powderists

【パターン5:エッチな粉物】 はい、それでは21世紀の粉物ばんざい、最後のテーマは「エッチな粉物」です。エッチと一言でいっても色々ありますが、粉物の似合うエッチを厳選しました。 13.1889 Moulin Rouge (2010)「ムーランルージュ/キャバレー/バーレス…

Age of Neo-Powderist 4 : Originals vs Flankers

【パターン4:ドジョウ】 これからご紹介する4つは、現在も全国のデパートに入手可能ですし、説明は不要だと思うので、ざっくりオリジナルとドジョウの違いをお楽しみください。 7.No.19 Poudre / Chanel (2011) ジャック・ポルジュ&クリストファー・シェル…

Age of Neo-Powderist 3 : The Talco

【パターン3:真性タルコ系】粉物はタルコに始まり、タルコに終わる 5.150 Parfum / Profumi del Forte (2011) ムエット5番は、伝統的な香水作りに忠実な作風の職人気質なイタリアはトスカーナ地方のリゾート地、フォルテ・デイ・マルミのブランド、プロフー…

Age of Neo-Powderist 2 : Elevator to the Dressing Tables

【パターン2:化粧台のエレベーター】 口紅、白粉、化粧台 化粧の匂いで気分が上がる。自然体、断固反対の作り物礼賛 70年代から90年代にかけての過剰に押しの強い香りの流行の反動から、薄くて軽くて、その実いつまでも消えずに残る人工的にフレッシュな香…

Age of Neo-Powderist 1 : Dawn of Neo-Powderist

【パターン1:双璧、または別格:2000年、ネオ・パウダリストの幕開け】 1.Teint de Neige (2000)「雪の色」タルコ系の金字塔 フィレンツェの巨匠オーナー調香師、ロレンツォ・ヴィロレーシの押しも押されぬ代表作が、今お配りした1番のタンドネージュです。…

Cabaret LPT vol.7 review

LPTのリアルイベント「Cabaret LPT vol.7」を、本年2月に続き再び都会の辺境、または二級都市・池袋にて開催、今回も盛況に終わりました事をご報告させていただきます。老朽化した昭和のビルの一角に忽然と現れたキャバレー会場には、泊りがけ参加の方や初参…

Green Water (1947) *previous version reorchestrated in 1993

立ち上がり:お。これは今まで経験したことのない感じです。爽やかなんですがかなり複雑な香り。良い感じです 昼:この手の香りのものにありがちですが減衰は早い。しかしまだ残り香が良いです。ジンジャーっぽい感じが出てきました 15時位:爽やかさは背景…

Cristalle eau de toilette (1974)

立ち上がり:これも不思議な香り。グリーン系の香りなんですが薬草っぽい匂いがかなり独特。面白いけど難しそう 昼:この手の香りの宿命か減衰早いですね。でも柑橘系の香りが強くなってきたような気がします 15時位:微かな香りですが 複雑な香りが残ってま…

Eau de Rochas (1970)

A Gentleman takes Polaroids chapter twenty : Fresh Gentleman 立ち上がり:懐かしい爽やかさです。ライム系の背後に薄くムスク系の香りが隠れているか?ちょっと時代ががった(90年代風)感じがします 昼:あっという間に微かな香りになってきましたがベ…

l'armoire parfumée : our first sister store has just opened !

昨年3月にプレオープン、6月にグランドオープンしてもうすぐ1周年を迎えるLPT e-store。これまで多くのお客様にご利用をいただき、ここに厚く御礼申し上げます。 さて、この吹けば飛ぶようなウェブストアに、なんと姉妹店が登場しました。すでにInstagramやF…

Meet LPT & Puredistance vol.3 report and more !

香りの円形競技場、La Parfumerie TanuがライブショーであるCabaret LPTの合間につどう、Team LPTとLPT読者とのファンミーティング、Meet LPT & Puredistance。LPTそしてピュアディスタンスとゆかりの深い大人の図鑑カフェ・Fumikuraで、八重桜の花の下に開…

Cabaret LPT vol.7

Cabaret LPT vol.7 26 May 2018 in IKEBUKURO - Age of Neo Powderist - - 21世紀の粉物ばんざい - ♕ 約1年の眠りから醒めたキャバレーLPT。 本年2月開催のvol.6には過去最高の参加者が参集。 架空の香水店から香りの円形競技場へとスケールアップした ラ・…

Oud Black Vanilla Absolute (2015)

立ち上がり:名前通り。強烈なバニラの香り、微かにお酒っぽい感じも。こりゃあ日本人で合う人少なそう。 昼:つけはじめはかなり強烈な印象でしたが昼過ぎには大分落ち着いてきました。香りの感じは変わらないです。 15時位:基調の甘いバニラ香は変わらな…

La Collection M7 Oud Absolu (2011)

立ち上がり:甘い香りの中にウッドな感じが混じってますね。私もたいがいなオヤジですがもう少し年長者に似合いそうな感じです 昼:弱まった来ましたが少しシソっぽい香りが混じってきたような 15時位:大分香りが薄くなってきました。甘い感じは残していて…

Rose Gold (2016)

A Gentleman takes Polaroids chapter nineteen : Oriental Gentleman 立ち上がり:かなり濃い白檀系の甘い香りの中に柑橘系の爽やかさが絶妙な感じでミックスされてます。こりゃあ高そうな香りだ。つけてる人間が安っぽいとキツイぞ。 昼:持続性高し。香り…

Cabaret LPT vol.7 "Age of Neo Powderist"

youtu.be

Meet LPT & Puredistance vol.3 at Fumikura on 5 April 2018

Meet LPT & Puredistance vol.3 at Fumikura on 5 April 2018 4月5日(木) LPTファンミーティング第3弾開催のお知らせ Welcome everybody ! 香りの円形競技場、LPTの恒例ファンミーティングを春爛漫の4月に開催!ラグジュアリー・フレグランスブランド、ピュ…

Shalimar (1925) chapter 4 : flankers

Shalimar Flankers 金型いっしょ 名香シャリマーといえども、なかなか若い世代には受け容れられなくなってきて、21世紀に入り、売上が落ちてきました。今はどこの会社もターゲットは30歳以下なので、その世代にウケないと商売にならないし、何十年も使ってる…

Shalimar (1925) chapter 3 : eau de cologne (1937), eau de parfum (1986)

【オーデコロン】 シャリマー発売から12年後の1937年に発売されたオーデコロンは、現在アメリカを中心に販売していて、公式ウェブサイトでの紹介もありませんが、とにかくアメリカで根強い人気があるため、商品としてはしっかり現存していて、デパートなどで…

Shalimar (1925) chapter 2 : extrait and eau de toilette, launched in 1925

シャリマーは、まずパルファムとオードトワレの2濃度が発売されました。ついで12年後の1937年にはオーデコロンが、約50年経った1986年にパルファムドトワレ、現在のオードパルファムが発売されて、現在もこの4濃度は現行品として販売されています。 【パルフ…

Shalimar (1925) chapter 1 : How Shalimar was born

Cabaret LPT vol.6 "The Time Travellers 2"の中では大物中の大物、ゲランのシャリマーをご紹介します。作者は言うまでもなくジャック・ゲランですね。LPT読者でシャリマーの名前を聞いたことがないという方はあまりいらっしゃらないと思いますが、実はLPTで…

Crepe de Chine (1925), F.Millot & the other side of Jean Desprez

Crepe de Chine / F.Millot (1925) 30年以上前の香水の本だと必ず登場してきた伝説のブランド、エフミロの代表作、クレープデシンです。今回ご紹介するブランドの中では、唯一40年近く前に消滅し、潰れたままの会社です。なのに、なぜこのエフミロという会社…

Gardenia / Le Numero Cinq (1925)

Cabaret LPT vol.6 "The Time Travellers 2" に登場した1925年発売の香りで、LPTではまだご紹介していなかった作品をテーマ別にご紹介します。香りの解説というよりは、発売や時代背景的な内容が多くなりますが、キャバレーにご参加になった気分でお読みいた…

Skin on Skin (2013)

立ち上がり:クニーシェ・テンより甘い感じ。お菓子っぽい甘さかな?あまり得意じゃない香りだ。 昼:レザー香出てきましたが甘さの方がまだ強い。 15時位:ようやくレザー香がメインになってきたか…結構持続力はあります。でもなんか鼻が疲れる感じです。 …

Cuir de Russie (1924), Les Exclusifs de Chanel EDT

立ち上がり:おお…これ高そうな香りだ。最初からレザー系の香りが強めで背景に柑橘系が少し控えてる感じ 昼:この香りがロシアの革なのか レザー系の香りですが非常に上品な香り 15時位:持久力もあり、この時間でもかなり香ります 夕方:香りは薄れてきてま…

Knize Ten (1925)

A Gentleman takes Polaroids chapter eighteen : Leather Gentleman 立ち上がり:あまーいフローラルな感じ。悪くないけど自分には合わないな。 昼:甘さは背景に消えていき段々男臭い感じになってきた 15時位:かなりレザー臭が強くなってきました。そして…

Cabaret LPTvol 6 review

おかげさまで、オリジナルテーマとしては約1年ぶりの開催となったLPTのリアルイベント「Cabaret LPT vol.6」を、盛況のうちに終えさせていただきましたことをご報告いたします。今回は都会の辺境、または二級都市・池袋へ進出、老朽化した昭和のビルの一角に…

Interview with Anthony Toulemonde, Maison Violet

Interview with Anthony Toulemonde, Maison Violet 2017年末、香水店ジョヴォワの新ブランド紹介で出会ったメゾン・ヴィオレ。ノスタルジアの民である店主タヌにとって、消えたブランドの復活は内容のいかんを問わず見逃せない事件ですが、運よく全3作を試…

Un Air d'Apogee (1932/2017)

メゾン・ヴィオレ3作品の共通項を一言で表現すると「育ちの良さ」ではないかと思います。香調に奇抜さや斬新さはありませんが、普遍的な美しさ、浄らかさ、潔さ、温かさ、慈しみー未来永劫、人として失いたくないものだとしても、時として守り抜けないものー…

Sketch (1900/1924/2017)

2000年代の中盤から、メゾンフレグランスのトレンドの一つとして勃興している復刻系ですが、一口に復刻系といっても幾つかパターンがあります。2016年、Cabaret LPT vol.2では復刻系ブランドを復興パターン別にご紹介しましたが(イタリア洪水系、Who do thi…

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