Entries from 2010-12-24 to 1 day
ティーオ・キャバネル5作目の香りとして、この秋発売された、アーリー・ロージズです。 名のごとく、朝露に輝く軽やかな青みを帯びたローズで、ムスクやパチュリを かさねた重量感もなければ、シトラスに転んでリニアに香ることもない、 バランスの良いロー…
ティーオ・キャバネルがオリエンタル系の極み・アライーヌを輩出後に発売した、 アライーヌの対角線上にあるようなオー・レジェール(サマーフレグランス)、 メロエーです。 オー・レジェールですので、性質上キャバネルの香りの中でもっともライトな、 あっ…
2003年に家督のレシピを現代的な解釈で再興しているニッチ・フレグランスの ブランド、ティーオ・キャバネルが2005年、オーアと共に発売した初のフレグランス、 ジュリアです。 オーアが芯の強い大人の女性というイメージ、イブニングにも向く正装感を持つ 一…
戦前、フランソワ・コティが直接調香に関わったコティの作品で、 一応廃盤になっていない香りのひとつ、レーマンです。 典型的な戦前のフローラル・アルデヒドで、ローズがしっかりと 香ります。路線的には時代的にNo.5の同軸線上にありますが、 5番がもうち…
アルデヒドとは、合成香料の一つで、他の香料をうまくまとめ、拡散させる 力が強く、相互作用でアルデヒド特有のパウダリックな甘さが強調され、 独特の香り立ち(リフト)が心底好きという方は内外問わず多いと思います。 今流行の香りではありませんが、時…