La Parfumerie Tanu

- We are a non-stop Olfactory Amphitheatre -

- The Essential Guide to Classic and Modern Classic Perfumes -


L'Iris de Fath and the substitutes : The Extreme Irists 2

Irissime (2009) アトリエ・デゾールのイリス・フォーヴを手掛けたマリー・サラマーニュが、まだジャック・ファットが三流ファッションフレグランスブランドでしかなかった時代、イリス・グリへのオマージュとして作った粉物香水が、このイリッシムです。ボ…

L'Iris de Fath and the substitutes : The Extreme Irists 1 | Scent of Hope (2014)

L'Iris de Fath and the substitutes : The Extreme Irists - 前後編 - 今年の夏はうなぎが更に高騰し、うなぎは既に民草の口には気軽に入るものではなくなりました。そんな中、かつてカニの代用食としてオホーツクを発売した一正蒲鉾㈱が「うなる美味しさ …

Parfum No.1 (1999) revised review

Dedication Festival for Master Perfumer Guy Robert 5 : The Last Creation Parfum No.1 / The Pink Room 1999 ロベール師最後の作品は、世界的ファッションブランド向けでもなく、中東の富豪向けでもなく、かつてロンドンにあった小さなブティックのオリ…

Mérefame (1979) / Gold Woman, Gold Man (1983) / One Perfect Rose (1990), new & revised reviews

Dedication Festival for Master Perfumer Guy Robert 4 : late 1970's - 1990's Mérefame / Nippon Menard 1979 1970年代最後の作品は、今回のダークホース、日本メナードが創業20周年記念に社運をかけて発売した、戦後昭和の国産香水、メルファムです。現…

Havoc (1974) / Gucci pour Homme (1976) / Dioressence (1979) new & revised reviews

Dedication Festival for Master Perfumer Guy Robert 3 : 1970's Havoc / Mary Quant 1974 マリークワントの化粧品といえば、昭和の時代に尖がった女の子が持つステイタスコスメという印象があり、かつてはデパートの化粧品売り場ではなく雑貨やアクセサリ…

Madame Rochas (1960) / Calèche (1961) / Monsieur Rochas (1969) revised reviews

Dedication Festival for Master Perfumer Guy Robert 2 : 1960's ギィ・ロベール師が手がけ、1960年代に発売された3つの作品をご紹介します。 Madame Rochas / Rochas 1960 戦後ロシャスの、そしてロベール師としてもまごうことなき代表作、マダム・ロシャ…

Dedication Festival for Master Perfumer Guy Robert 1 : History & early creations

【ギィ・ロベール師 簡解】ギィ・ロベール師は、1926年フランスのマルセイユ生まれで、2012年5月28日に86歳で天寿を全うされ、今年で6年を迎えます。日本ではちょうど7回忌という大事な年忌に当たり、亡くなった日は月曜だったんですが、今年の祥月命日であ…

Cabaret LPT vol.8 review

LPTのリアルイベント「Cabaret LPT vol.8 : Dedication Festival for Master Perfumer Guy Robert - ギィ・ロベール師7回忌奉納祭」を、本年2月の開催から徐々に香水好きを楽しませる街へと変わってきた二級都市・池袋にて開催、今回も盛況に終わりました事…

Oud Ispahan (2012)

立ち上がり:ローズの香りと共にかなり強烈なウードの匂い。目が覚めますなあ 昼:少し落ち着いてきました。スパイシーな感じが出てきます。 15時位:今日は昼過ぎから暑くなってきて13時くらいに熱中症注意報が出ましたがまだまだ香っています。ローズの香…

Une Folie de Rose (2004)

立ち上がり:なんとも豪勢な香り ローズ系と苔系の微妙な感じです 昼:少しスパイシーな感じがしてきました 15時位:だいぶ薄くなってきましたがこの上品な香りは夏のオヤジ汗と戦わせるのは可哀想です。全体の印象はローズと苔系の複雑な感じが維持されてま…

Lyric Man (2008)

A Gentleman Takes Polaroids chapter twenty three : Rosy Gentleman in Summer 2 立ち上がり:むー。なんかケミカルな感じがする。あと酸味もキツい感じが。 昼:隠れてたローズ香が段々出てきました 15時位:グリーン系も出てきました。結構印象が経時変…

Strictly Private (2009)

立ち上がり:バニラ系の香りが目立ちますね。似合う人は似あうのでしょうが私には難しそう 昼:ベチバー系の香りに変わってきたかな?ただ今回の3点の中では一番香りが消えていくのが早いような・・・ 15時位:昼と変わらずだがもはや汗臭さが勝る 夕方:消…

Declaration d'Un Soir (2012)

立ち上がり:ローズ系の香り+少しスパイシーな香りも加わって夏向きのいい感じです 昼:印象はつけはじめとあまり変わらず。少しナツメグみたいな感じがあるかな 15時:持ちがいいです。まだ汗に負けてません。ウッド系の感じが強まってます 夕方:最後まで…

Tea Rose (late 1970's) EDT

A Gentleman takes Polaroids chapter twenty two : Rosy Gentleman in Summer 1 立ち上がり:名前の通り!ローズの香りとグリーン系のお茶の香りそのまんまです。夏の朝には良い感じですね。すぐ汗で流れそうですけど 昼:意外?と香り残ってます。印象は朝…

Meet LPT & Puredistance vol.4 report and more !

香りの円形競技場、La Parfumerie Tanuが、オランダのラグジュアリー・ブランド、ピュアディスタンスと読者を香りで結ぶファンミーティング、Meet LPT & Puredistance。LPT、ピュアディスタンス共にゆかりの深い大人の図鑑カフェ・Fumikuraで、記録的な梅雨…

Chypre Palatin (2012)

立ち上がり:甘い香りが濃厚に・・・朝から甘さがあるのが似合うタイプでも無いので初っ端から辟易 昼:甘さは変わらない。こんなの匂いさせて仕事してるとなんか誤解されそう。見た目ムサイおっさんが甘い匂いってどんな罰ゲームだよ。 15時位:少し落ち着…

Chypre d'Orient (2007)

立ち上がり:爽やかな香りに隠れて背後に濃厚な何かが潜む 昼:爽やかさは背景に消えかなり濃厚な香りが前面に出てきた 少しトイレの芳香剤系な感じも 15時位:かなり落ち着いてきました。これ位なら良いかも 夕方:悪くないです ここまで薄くなると そこま…

Chypre Mousse (1914/2012)

A Gentleman Takes Polaroids chapter twenty one : Chypre Gentleman 立ち上がり:草!雑草摘んで箱に密封して2-3日放置した後空けた時の匂いだ。むー電車乗るとき周りが気になる 昼:草臭いのは変わらない クサと言ってもオランダのコーヒーショップで堪…

Humbleつれづれ - ハンブルサーバントのつれづれ旅日記

①ロッテルダム、築100年三ツ星ホテルの朝食 冷静に考えると「西洋」はイギリスのリピートで、いわゆるヨーロッパ大陸滞在は今回が初めてだったのよ!UKは地元家庭でもホテルでも、朝食はモソモソした、ミューズリーとか薄いトースト、紅茶、よくて卵、う…

Tour de Antwerpen 2018 | La Maison du Parfum |

本邦初取材!アントワープの駅近香水店、ラ・メゾン・ド・パルファム訪問 その日はオランダ最大の祝日で国王の誕生日を国をあげて祝うキングスデーで、国中がオレンジ一色になりあらゆる街ではパレードや屋外ステージが繰り広げられるが「そんなお祭り騒ぎな…

Tour de Nederland 2018 | city two : Groningen | with Puredistance

すみません社長、また来ました!キングスデー前日のフローニンゲンは大混雑、ピュアディスタンスとやっぱり猫カフェ行っちゃった編 - in Groningen リアンヌ・ティオ・パルファム訪問の後は「オランダに来たんなら絶対うちにも来てね!」と熱いラブコールを…

Tour de Nederland 2018 | city one : Rotterdam | with Lianne Tio Parfums

昨年9月に英蘭訪問して、まだたったの半年足らずで再訪が叶ったオランダ。何故こんなにも頻繁にオランダへ行く事になったのか?その動機は?-それは昨秋の英蘭特集でも少し述べたが、店主タヌとその次姉であるハンブルサーバント1号ぼんあね(通称ハン1)の…

LPT Bullet Correspondent report : Maison Violet Salon de Parfum in Paris

LPTの専売特許と言えば復刻系ブランドです。21世紀は、消滅した過去のブランドの復刻が香水ビジネスのトレンドとして登場しました。 キャバレーも2年前「ドーン・オブ・ザ・デッド/蘇らせたのは誰だ」というテーマでお届けしましたが、その後もブログで世界…

Age of Neo-Powderist 5 : The Sexual Powderists

【パターン5:エッチな粉物】 はい、それでは21世紀の粉物ばんざい、最後のテーマは「エッチな粉物」です。エッチと一言でいっても色々ありますが、粉物の似合うエッチを厳選しました。 13.1889 Moulin Rouge (2010)「ムーランルージュ/キャバレー/バーレス…

Age of Neo-Powderist 4 : Originals vs Flankers

【パターン4:ドジョウ】 これからご紹介する4つは、現在も全国のデパートに入手可能ですし、説明は不要だと思うので、ざっくりオリジナルとドジョウの違いをお楽しみください。 7.No.19 Poudre / Chanel (2011) ジャック・ポルジュ&クリストファー・シェル…

Age of Neo-Powderist 3 : The Talco

【パターン3:真性タルコ系】粉物はタルコに始まり、タルコに終わる 5.150 Parfum / Profumi del Forte (2011) ムエット5番は、伝統的な香水作りに忠実な作風の職人気質なイタリアはトスカーナ地方のリゾート地、フォルテ・デイ・マルミのブランド、プロフー…

Age of Neo-Powderist 2 : Elevator to the Dressing Tables

【パターン2:化粧台のエレベーター】 口紅、白粉、化粧台 化粧の匂いで気分が上がる。自然体、断固反対の作り物礼賛 70年代から90年代にかけての過剰に押しの強い香りの流行の反動から、薄くて軽くて、その実いつまでも消えずに残る人工的にフレッシュな香…

Age of Neo-Powderist 1 : Dawn of Neo-Powderist

【パターン1:双璧、または別格:2000年、ネオ・パウダリストの幕開け】 1.Teint de Neige (2000)「雪の色」タルコ系の金字塔 フィレンツェの巨匠オーナー調香師、ロレンツォ・ヴィロレーシの押しも押されぬ代表作が、今お配りした1番のタンドネージュです。…

Cabaret LPT vol.7 review

LPTのリアルイベント「Cabaret LPT vol.7」を、本年2月に続き再び都会の辺境、または二級都市・池袋にて開催、今回も盛況に終わりました事をご報告させていただきます。老朽化した昭和のビルの一角に忽然と現れたキャバレー会場には、泊りがけ参加の方や初参…

Green Water (1947) *previous version reorchestrated in 1993

立ち上がり:お。これは今まで経験したことのない感じです。爽やかなんですがかなり複雑な香り。良い感じです 昼:この手の香りのものにありがちですが減衰は早い。しかしまだ残り香が良いです。ジンジャーっぽい感じが出てきました 15時位:爽やかさは背景…

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